August 29, 2006

新たな挑戦、最後まで

宮里藍アメリカオハイオ州で行われたウェンディーズ選手権。宮里藍は271(68、68,67,68)の通算17アンダーで4位でした。
この大会には彼女にとってのいろいろな意味があります(した)。

まず、今季、アメリカツアー最後のラウンドであること。普通であれば「帰国前に恥ずかしい試合は出来ない」と慎重になりますが、スコアーメイクに欠かせない大小二つの要素に新しい試みを導入しました。



一つめは、ドライバーのシャフトを以前より飛ぶタイプに変えたこと。詳しいスペックは分かりませんが、彼女の体格を考えるとシャフトのしなりを変えたのではないでしょうか。飛距離は20ヤードは違うと思います。

ドライバーは飛距離が出ればいいと思われがちですが、そうではありません。ゴルフは各ホールでカップの中にいかに少ない打数で入れるかを競うものですから、確かに一打目が飛べば非常に楽になります。飛距離が伸びればのびるほど方向性が悪くなるリスクが増えます。プロの選手は300ヤード(約270メートル)近く飛びますから、打ち出しの時、右に2°曲がる(ほんのちょっとしたこと)と270メートル先では9.5mずれます。それにシャフトのしなり、球のスピンなどを考えると2〜30メートルずれるのはざらでしょう。わたしみたいな素人にいたっては…。『飛んで曲がらない』というのが理想ですが…。

それでもあえてシャフトを変えたのは、今回のコースのようにフェアーウェーが広く、ドライバーを多少曲げても傷口は小さいので、飛ばし屋に有利なコース設定であったのも一つの理由だと思います。

二つめはパッティングをクロスハンドに変えたこと。これにも驚かされました。アメリカのグリーンはアンジュレーションに富んでいて、かつ、芝の性質がコースによって全く違います。重いグリーン(あまり転がらない)、早いグリーン(ちょっと触っただけでもどこまで転がっていくか分からない)など様々です。

通常、右利きの人は(野球のバットを想像してください)左手を体に近い方に握ります。それを入れ替え右手を体に近い方に握ります。クロスハンドはノーマルほど微妙なフィーリングがだせませんが、しっかり強い球が打てると言われています(わたしには無理)。『重いグリーンなのでしっかり打てれば何とかなる(本人談)』と判断したからでしょう。

いよいよ、9月7日から行われる日本女子プロ選手権から日本ツアーに復帰します。ワールドカップ出場のため1月に南アフリカに旅立ってから7ヶ月。強く、したたかに成長した『藍ちゃん』が国内ツアーで活躍するのが楽しみです。

とはいえ、今日は職員研修。早く準備しないと遅刻するよ…。



keiho_drama_club at 08:10│Comments(0)TrackBack(0)GOLF 

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