August 29, 2006
自分の城は自分で守れ
本日は夏期職員研修。お二方の外部講師による講演と５人の教員が研修・報告を行いました（この中にはｍｏｎ−ｔ先生、ｍａｒｔｅｎｓｉａ先生、わたしが含まれます）。
その中でも、外部講師で来られた三菱重工業（株）特別顧問の寛司万人先生のお話はいろいろ考えさせられました。企業のトップとしての立場から、組織のあり方（考え方）、リーダーのあり方（考え方）、プロジェクトの進め方など、今の我が校（リーダーも含めて）に足りないこと、必要なことがあらためて見えてきたように思います。その中でも特に印象に残った内容をいくつか、
� 惱侏茲覆ね�由は分かりやすい、説明（言い訳？）もうまい。しかしどうしたら出来るかを考えるのが仕事。』
解決策が分かっていないのではない、問題が分かっていないのだ。問題を正確に把握していない、だから解決策が思いつかない。共通に問題を正しく認知することだ。受験生が問題の理解が正確でないと、解答が間違うことはよく知っているのに…。
問題を正しく把握すること、部分最適から全体最適へ向けた考え方が問題を早く解決に導く。
�◆愡�前の一策は事後の万策に勝る。』
��『反対意見、本音が言える、聞ける。その組織は健全』
仲間内で上手くやっているとき、好事魔多し。これはおかしいと思ったら発言せよ。謙虚に聞く、管理者の大切な役目。
�ぁ�Risky to change, Risker not to change.』
変えるにはリスクが伴う、変えないとより多くのリスクを伴う。我々も競争相手も変わる。競争相手はもっと変わっている。
このようなすばらしい講演のあとにｍｏｎ−ｔ先生とわたしによる職員研修。個人情報保護法に関することで、内容の詳細については省きますが、内容に対する問題提起や再認識にはなったのではないでしょうか。今回はまず第一段階。実際に運用していく中で様々な部署・場面で問題点が出てくるでしょう。良い意味で臨機応変に対応でき改善していければと思っています。
最後に、寛司万人先生の資料から。組織が内部から崩壊していく時のポイントです。皆さんの組織ではどうですか？。
１．打つべきタイミングに手を打たない
２．責任回避の言動
３．面従腹背の態度
４．個人攻撃の姿勢
５．団結心の欠如
６．自分の守備範囲を極力狭くする
７．求心力のある人材の欠如
８．安易な妥協の繰り返し
９．一回失敗したら、二度と取り組もうとはしない
